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2024.10.29

どんぱちズカン②

 

って

北陸自動車道

リニューアル工事ってーーー

なんやこの渋滞

金返せ

間に合わんやないけ

遅刻するやん

スタートには間に合うが開会式や受付あやしいぞ

押せる気持ちばっかでのろのろ運転

こんな時にうんこしてーーー

猛烈にうんこしたい

パーキング立ち寄らねば

大会前に違うドンパチが始まってしまう

初めての大会で遅刻する訳にいかんざんす

しかしこりゃダメやな

渋滞だけはどーにもならん

もうあきらめてゆっくりうんこしながら

大会委員に遅刻の電話する

もう間に合わんし肉まんとか食おう

ちょっと腹ごしらえやな

 

 

うんこはこのへんにして

 

ここで射撃の啓発活動も兼ねて

ちょこっと射撃スポーツのご紹介

ご紹介といっても

ざっくり もっさりの紹介やから悪しからず

射撃は歴史が古い

もともと人間が生き延びるための手段でもあった

狩りから生まれ現代にも生き続いている

正式にオリンピック競技で

第一回のアテネ大会から今も続いている

大きく分けて

射撃は

「クレー」

「ライフル」

「ピストル」

この三つに分かれていて

競技スタイルや使う銃も分かれるっつーわけ

日本では銃を持つにはかなりの高いハードルをクリアしないと

所持できない

これが世界的に見ても日本に射撃文化が

普及しない理由の大きな要因のひとつと

競技人口の少なさに影響している

 

俺はクレーもライフルも持ってんだが

ライフルには色んなライフルがあって

ちょっと割愛するけど

空気で打つライフル

火薬で打つライフル

※クレーは火薬のみ

に分かれて

今回は空気のライフルで出場

点数の出し方なんだけど

クレーは明確単純に

飛んできた皿を何枚壊せるか。なんだけど

ライフルは全然違う

60発撃って0~10点の

合計点数を競います

60発撃って全部10点に当たれば

600点

なんだけど小数点も計算される

10.9が満点

どういうことかと言うと

10点の枠に当たったから よっしゃ!ではなく

10点の枠の中は 

さらに10つのブロックに分かれていて

10.0 10.1 10.2 10.3 ~ 10.9

より精密な射撃が要される

※他の点数も各ブロックに分かれている

すべて10.0に当てても優勝できない

10点にまず当ててさらにその10点枠の中の10.9を目指すわけ

 

ちなみにこれが

ど真ん中ど真ん中の10.9

 

 

 

ここから少しでもずれると

10.8~10.0に点数が落ちていく

中々でない

だから満点は654点

ただでさえ10点に当てられない

8点や9点ばっか

一回でも8点枠にあたると

大げさだが優勝は ほな さいなら

ちなみに

ど真ん中の10.9の的の大きさは0.5mm

シャープペンシルの芯と同じ大きさ

 

 

これを10m前から

立って撃ったり 伏せて撃ったりする

50m競技だと

10.9の穴の大きさは

5円玉の真ん中の穴の大きさと一緒

50m先の5円玉の穴の中を通さないければならない

しかもスコープは使用できないから

ほんとむっずかしい

まさにスナイパー

呼吸を少しでも乱すだけで当たらない

しかも50mは野外で撃つから

天候 雨 風 雪 光 さまざまな自然環境との闘いながら

撃たなければならない

射撃は競技人生は長い

種目によるけど70.80歳になってもできる

病気以外での体力の限界で引退することは中々ない

オリンピックも目指せる ここがほかの競技とは

ちょっと違う

 

ようやく

うんこ問題は解決し

思いのほか早く大会場に着いた

 

 

さぁ

戦いに いくぞ!

 

 

つづく

 

2024.10.28

どんぱちズカン

 

おっすオラ鼻水止まらない

 

ごぶさたブログしております

 

そんな中

先日、ライフル射撃大会が開催され

出場してきました!

クレー射撃から移行して2か月とちょっと

始めての大会にわくわくと不安や緊張が

心地いい

クレーはほとんど趣味やかっこつけでやっていたので

大会なんてものは一切出ていない

まぁ出るほどうまくもねーが

 

ライフルは昔から得意!

だってスパイやから

よくベルリンで暗殺の仕事していたから

もともと得意w

ジェイソンボーンの見過ぎ

 

わりと早い上達で自分も周りもちょこっとだけビックリ

こっちの方があっていたと思う

プローン(伏射)だからかもね

伏射とは

よくアメリカ映画で寝そべって片目つむって

悪い奴を屋上からバンバンやっつけつあの恰好です

スナイパースタイルとも言います

 

大会なんていつぶりだろう

わからない位 はるか遠い記憶

少林寺拳法の大会に出たのが最後かな、

いや麻雀大会にでたな

あれも一応あたまのスポーツかな

約だけど30年ぶり!!

わくわくとほどよい緊張と準備が楽しい

学生の時は出場というよりは

出れて当たり前。出るものだ。みたいな感覚で

自分の意志とは無関係な部分もあった

しかし

この年になって大会なんて

いろいろな感情や準備やスケジュールをクリアして

出場する。仕事もあるし毎回出れるものではない

そこで成績を残さなければならない

射撃、とくにライフルは呼吸のスポーツ

一発撃つたびに呼吸を整え

精神を安定させないといけない

呼吸する際の肩の可動域ですら

点数に関わってくる

クレーが動 なら ライフルは静

呼吸が乱れると見事に命中しない

緊張や不安 心拍や血圧にも点数は左右され

自分の体温調節、胃腸の管理から

眼球の筋弛までも管理しなければ

トップ選手には上り詰める事はできない

Hな動画ばっか見てると優勝できないww

本当に難しいスポーツ

 

無駄な緊張で夜更かしと決め込んだにも関わらず

意志とは無関係の早起き

射撃道具をバックパックにねじ込んで

ライフルを肩に回し

ほんの少し赤らめた山々の紅葉に

緊張をほぐし

頬をなでる風に冷たさに多少の体のゆるみを

感じ取り

単身 

開催地 福井県にアクセルを蹴りこんだ

 

 

つづく